先日 日和佐釣行時に
今年のタコ釣りは1回で終わり,1年分のストックできたから …
という海亀さんのお話を聞き
「タコ 釣らせてください」と即お願い。
「重いだけで 面白くないで〜」ということでしたが
無理なお願いを聞いてもらった。
先月 タコ釣り乗り合いで エラい目にあった Mさんとともに
本土上陸。
朝4時 港に着いて
海亀さんのピッカピカの船に乗せてもらって 明石のタコ釣りへ
船頭さんより 一人50杯?!のノルマが…
タコ 去年はどこの海域も不調だったようだが
今年は うって変わってどこも好調みたい。
その中でも ここ明石沖は絶好調。
連日釣れまくっているようだ。
港を出ると タコ好調を裏付けるように 沖にはすでに多数の船が。
大きい船は底引き船。
底引きだけで20〜30隻はいる。
それに岸寄りには無数の たこつぼ用のロープ&ブイが。
こんな状況で はたして釣りになるのだろうか?
一抹の不安が…
夜が明けると 釣れるそうだ
潮の流れは 速すぎず 遅すぎず。
0.5〜1ノットくらいがいいみたい。
半信半疑ではあったが
夜明とともに バンバン乗り出した。
私の仕掛けはジグの両側にコウイカ用夜光スッテ
船頭さんとMさんは 最近流行のエギにタコベイトかぶせてオモリつけた
エギングならぬ タコング?仕様のエギ。
どちらも 同じような割合で乗ってくる。
バケツにどんどん放りこんで 5〜6匹たまると
ネットの中に入れて船べりへ。
バケツに入れても 一瞬で脱走。
捕まえて 放りこんでも また脱走。
逃げ足 早っ!
バケツからはい出して船の排水溝の穴までわずか5秒
何杯か まんまと逃げられてしまった。
タコ釣りに なぜか電動リール。
水深5mなんですが 電動です。
船頭さんより PE3〜4号 リーダー10号くらいでって言われていたので
いつも使っているのでいけるかってことで。
まさか こんなに浅いとは。
リーダーも出て行かない。
レバー倒して ウィンと一瞬でストップ。
ロッドもいつもの赤い竿。
飲ませサビキもタイラバもアオリもタコも…
竿やリールに対して こだわりは全くないので何でも使い回し。
朝からコンスタントに釣れ続き タコ袋?もすぐに一杯。
だんだん重くて持ち上げられなくなってきた。
新しい袋を準備してもらい
今日イチの大タコを乗せたり 連発で掛けたりと調子こいていると
船を回しているときに袋のロープがはずれてしまったようで
良型タコ 約10杯が海にお帰りに…
みなさんの袋が一杯になってきた。
潮が動き出し ちょっと釣りにくくなった。
釣り開始3時間ほどで 90杯ほど。
これだけ釣れたらもう十分なんですが
せっかく四国から橋2つ渡って来たんだから と船頭さんは許してくれそうにない。
潮変わりにちょっと休憩。
食いが落ちたら タコ絞めタイム。
タコの頭をひっくり返し 内蔵をはずせば 一丁あがり。
とはいえ 結構な数が釣れていたので
絞めても絞めてもなかなかタコが減っていかない。
速い潮が当たらないポイントへ行けば
遊漁船多数。
うわっ 30人も乗っている。
こっちは40人も。
難民船・奴隷船と呼ばれるわけか。
タコなら水深浅くて流れも緩いので 釣りになるかもしれないが
魚釣るのに これだけ乗せる???
本土の方々が橋を渡って四国まで釣りに来るのが分かる気がする。
潮が緩み出すと 再び時合い突入。
午後からまたポツポツ当たって
数は朝ほどではないものの
サイズはアップ
午後の部 60杯ほど。
3人で 目標達成の150杯。
キロ3000円?のブランド明石タコが こんなに簡単に釣れるとは。
絨毯爆撃の底引き船多数
蛸壺のロープやブイは機雷のように至る所に
プレジャー大船団 その数200〜300隻
遊漁船多数
いったい何人がタコ狙っているの?
この海域には タコどれだけいるんだろう???
何はともあれ 人生2度目のタコ釣りは満足の釣果であった。
海亀さん お世話になりました。
またお願いいたします。
本日の釣果 タコ 50杯